世界肝炎デーとは

7月28日は世界肝炎デーです

世界肝炎デーは、世界的レベルでのウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染予防の推進を図ることを目的として2010年のWHO総会で決定し、2011年から実施されている新しい記念日です。このキャンペーンは、様々な種類の肝炎に対する認識を高める事を目的としています。

肝炎とは何か、そしてどのように感染するのか、どのような人に危険性があるのか、そして様々な予防方法と治療法を知ってもらうことを目指します。肝炎は、健康に対し驚くべき損害をもたらすにも関わらず、いまだに認知度が低く、多くが診断されず治療も施されていないという疾患です。

例えば、B型肝炎ウイルスに世界では20億人が感染していると推計されながら、その多くの人たちは自分の感染に気付いていないなど、肝炎は私たちが思っているよりも、ずっと身近で切迫した健康リスクであることを再認識する必要があります。

なお日本でも2012年の7月28日に第一回日本肝炎デーキャンペーンが行われました。これは世界肝炎デーに呼応した取り組みとして行われたものです。
今後も、毎年7月28日に厚生労働省主催で日本肝炎デーキャンペーンが行われます。世界肝炎連盟の会員でもある当協会もこのキャンペーンに今後は、関わっていく所存です。
キャンペーン詳細は「日本での活動」をご覧ください。